抜け毛はなぜ起こる?4大原因と取るべき行動をご紹介
髪の毛が多く抜け始めると、「なぜ抜ける?」と不安になります。
原因はいくつかありますが、この記事では抜け毛を起こす4大原因をご紹介します。
抜け毛・薄毛の4大原因
【原因①】遺伝
若くして抜け毛が多くなったり、薄毛になりやすい原因のひとつに「遺伝」があります。
よく
「父親がハゲているから自分も危ない」
と言われますが、
結論からいうと薄毛の遺伝は両親からあるそうです。
父親からの遺伝だけではなく、
母方の祖父などから遺伝する隔世遺伝による影響が大きいそうですあります。
アンドロゲン受容体という抜け毛に関わる要素は、母方の祖父から受け継ぎやすいそうです。
しかし、薄毛は遺伝的要素も大きいようですが、
母方の祖父が薄毛でも必ずしも自分も遺伝するというわけではないので、
全ての原因を遺伝と捉えず他の要因も視野にいれることが重要です。
【原因②】皮脂の過剰分泌
頭皮の脂(あぶら)が過剰に分泌されると、
頭皮が細菌繁殖しやすい弱酸性になります。
細菌が増えることにより、頭皮が不潔になりやすく、
フケやかゆみを引き起こしやすい状態になってしまいます。
かゆみがあると、知らないうちに自分で掻きむしってしまい、
髪の毛が抜ける原因になります。
皮脂の過剰分泌は、「清潔で健康的な頭皮」を維持しにくい状況をつくってしまうようです。
【原因③】頭皮の血行不良
頭皮の血液循環が悪くなると、髪の毛が生えている元である「毛根」の働きが悪くなり、
髪の毛が抜けやすくなります。
血行不良は次のような原因が挙げられます。
- 食生活の偏りから生じる栄養不足
- 運動不足
- 喫煙
- 過度な飲酒
生活の不摂生や喫煙などの習慣が頭皮の血行不良につながり、
抜け毛の原因になることもあるようです。
【原因④】ストレス
男性ホルモンであるテストステロンが増加すると
抜け毛が起こりやすくなります。
ストレスはテストステロンの増加を促すことから、
ストレスが抜け毛の大きな原因になると言われています。
仕事や人間関係、緊張することが多いとストレスを感じることが多くなるので、
抜け毛が増えることも多いようです。
頭皮の健康状態を知ることで的確な対策に
諦める前に頭皮の健康状態を知る
遺伝、皮脂の過剰分泌、頭皮の血行不良、ストレスと、
抜け毛に関係する4大原因をご紹介しましたが、
必ずしもひとつのことが原因ではありません。
抜け毛は頭皮の健康状態が大きく関わってきます。
「遺伝だから仕方ない」と諦めてしまうと、
本当の原因を知ることもできません。
まずは頭皮の状態を専門家に確認してもらうようにしましょう。
恥ずかしい人は専門サロンでチェック
抜け毛の悩みなどは、恥ずかしさもあり、
なかなか人には言いづらいものです。
プライバシーを守ってくれる専門サロンなどもありますので、
悩みを一人で抱えるのではなく、多角的に診断してくれる専門家に相談することをおすすめします。
専門的な意見を聞くことで自己判断ではなく、的確な抜け毛対策の情報を得ることができるでしょう。
まとめ
抜け毛の原因には、
遺伝、皮脂の過剰分泌、頭皮の血行不良、ストレスなどが挙げられます。
ひとつの原因で抜け毛が進行すると断定できるわけではなく、
総合的に頭皮の健康状態を見ることが重要です。
自己判断ですべてはわからず、的確な抜け毛対策が取れないことが多いので、
客観的な視点をもつためにも、プライバシーを守ってくれる専門サロンなどに相談してみると良いでしょう。